女性との出会いを探すために利用している人も多い出会い系サイトやアプリ。そんな出会い系サイトやアプリを利用するときには、身分証明書の提出が求められることも少なくありません。
ではなぜ出会い系サイトやアプリを利用するためには身分証の提出が必要なのでしょうか。
今回は出会い系サイトの身分証の提出について解説していきます。
出会い系サイトやアプリで身分証明書の提出が必要なのはなぜ?

出会い系サイトやアプリで身分証明書の提出が必要なのはなぜ?

出会い系サイトやアプリに登録すると、身分証明書を提出しなければすべての機能が使えないということも少なくありません。
できるだけ早く相手を探したい人からすると、身分証明書を提出する時間や手間が嫌かもしれません。
ではなぜ出会い系サイトやアプリを利用するためには身分証明書の鄭州が必要なのでしょうか。まずはその理由を紹介します。
出会い系サイト規制法で定められている
出会い系サイトやアプリに関する法律に、出会い系サイト規制法というものがあります。出会い系サイトやアプリを運営する場合、この法律を守らなければいけません。
出会い系サイト規制法には次のような内容が書かれています。
- 都道府県公安委員会への届け出が必要
- 児童でないことの確認が必要
- 児童による利用の禁止
- 欠格事由・名義貸しの禁止
出会い系サイトやアプリでは、この中の「児童でないことの確認が必要」をするために、身分証明書の提出が義務付けられています。そのため出会い系サイトやアプリを利用する際の身分証明書の提出は、法律にも定められている義務なのです。
(参考サイト
なくそう、子供の性以外HP:https://www.npa.go.jp/policy_area/no_cp/deai/rule.html)
なりすましを防ぐため
出会い系サイトやアプリにおいて、身分証明書の提出には年齢確認だけでなく本人確認の役割もあります。
出会い系サイトやアプリの利用者の中には、本気で出会いを探しているのではなく他の人になりすまして悪事を働いている人もいます。このような人を排除するために、身分証明書による本人確認を行っています。
本人確認をしていてもだまして利用するような悪質なユーザーもいますが、本人確認を行うことによってその数を減らしているのです。
身分証明書の提出が必要ない出会い系サイトやアプリは危険!その理由とは?

身分証明書の提出が必要ない出会い系サイトやアプリは危険!その理由とは?

出会い系サイトやアプリの中には、身分証明書の提出を求めないようなものもあります。身分証明書を提出するのが嫌という人は、それらのサイトやアプリを利用したいと思うことでしょう。
ですが先にも述べたように出会い系サイトやアプリを利用する上で身分証明書による年齢確認を行うのは法律で定められた義務です。そのため身分証明書の提出を求めないサイトやアプリは出会い系サイト規制法に違反している悪質業者です。
ではそんな悪質業者を利用するとどのようなリスクがあるのでしょうか。ここからは身分証明書の提出を求めないサイトやアプリが危険な理由を紹介していきます。
業者やサクラが活動しやすい
身分証明書の提出を求めない出会い系サイトやアプリでは、本人確認が行われていません。登録さえしてしまえば、だれでも利用できます。
そのため業者やサクラ、詐欺師も簡単に活動できてしまいます。
数が多い分サクラや業者などの被害に遭ってしまう可能性も高いです。
未成年と出会ってしまう恐れがある
出会い系サイトやアプリで身分証明書の提出を求めているのは、18歳未満の児童が利用できないようにするためです。
ですが身分証明書の提出を求めないサイトの場合、年齢確認は自己申告になるので児童でも簡単に利用できます。
そして未成年の児童と体の関係を持ってしまうと、いくつかの法律や条例に違反することになるため、男性側が逮捕されてしまう可能性が高いです。
また中にはそのことを利用して男性を脅し、お金などを取ろうとする悪質な人もいます。
未成年と出会い系で出会ったときに違反する法律・条例
出会い系サイトやアプリで未成年と出会い、体の関係を持ってしまうと次の5つの法律・法令に違反する可能性があります。
- 出会い系サイト規制法
- 青少年健全育成条例
- 児童買春罪
- 強制わいせつ・強制性交等罪
- 児童ポルノ所持・製造罪
どのような関係を持ったかによっても罪の重さは変わりますが、社会的な信用はまず失ってしまいます。
身分証明書の提出=安全な出会い系サイトやアプリではない!?

身分証明書の提出=安全な出会い系サイトやアプリではない!?

ここまでは身分証明書の提出を求めない出会いサイトやアプリの危険性に触れてきました。
ですが実は身分証明書の提出を求めたからといって、そのサイトやアプリが安全というわけではありません。中には身分証明書を提出させる悪質なサイトやアプリもあります。
悪質サイトやアプリに身分証明書を提出してしまうとどうなるの?
悪質なサイトやアプリが身分証明書の提出を求めた場合、次のような被害が起こる可能性があります。
- 個人情報を盗まれる
- なりすましに使われる
- サイトが管理している個人情報が流出する
安全に利用できるようにするために行っているはずの身分証明書の提出が悪用されてしまいます。
またサイトやアプリ自体は個人情報を悪用していなくても、個人情報の管理がズボラで、情報が流出してしまうということもあり得ます。
過去には実際に個人情報が流出した事件も
実は大手の出会い系アプリで身分証明書などの個人情報の流出が起きています。
婚活アプリとしても知られている「Omiai」では2018年1月31日から21年4月20日の間に提出された運転免許証などの身分証明書の画像データが流出したことが報告されています。
有名なアプリでもこのような事態が起きているので注意が必要です。
身分証明書を悪用されないためにはどうすればいい?
身分証明書は提出したとしても悪質サイトやアプリに悪用されてしまう恐れがあります。ではそれを防ぐためにはどのようなことに気を付ければいいのでしょうか。
大手の出会い系サイトを利用する
悪質な出会い系サイトやアプリに個人情報を盗まれたくない場合は、大手の出会い系サイトやアプリを利用するのがおすすめです。大手のサイトやアプリは個人情報の管理を厳重に行っている傾向があるため、情報を悪用される心配はありません。
特に運営元が東証一部上場企業の場合、厳しい審査を通過しているのでより安全です。
プライバシーポリシーをチェックする
出会い系サイトやアプリを運営する企業は、個人情報の取り扱いをプライバシーポリシーとして公表しなければいけません。そのためプライバシーポリシーを確認すると、個人情報の扱いなどについて確認することができます。どのような処理を行っているかがわかるので、安心して身分証明書を提出できるかを判断できます。
万が一プライバシーポリシーがない出会い系サイトやアプリがあれば、そこは義務を無視している悪質サイトやアプリでしょう。
認証マークがあるかを確認する
出会い系サイトやアプリではプライバシーポリシーが公開されていますが、本当にそれが守られているかはわかりません。そのため第三者機関に依頼して、プライバシーポリシーが守られていることを証明してもらうことができます。このような第三者機関の審査に通過している出会い系サイトやアプリは、安全に利用することができます。
第三者機関の審査に通過すると、それを証明する認証マークを表示することが許されます。公式サイトに次の3つのいずれかの認証マークがあるサイトやアプリは、個人情報の管理がしっかりと行われていると判断できます。
- TRUSTe
- プライバシーマーク
- JAPHIC
出会い系サイトやアプリで利用できる身分証明書はどれ?

出会い系サイトやアプリで利用できる身分証明書はどれ?

出会い系サイトやアプリを利用する上では身分証明書の鄭州が非常に重要だと紹介してきました。
では実際に出会い系サイトやアプリに登録する場合、どのような書類を身分証明書として使うことができるのでしょうか。
ここからは出会い系サイトで利用できる身分証明書について解説します。
どの身分証明書が使えるかはサイトやアプリによって異なる
実は出会い系サイトやアプリによって利用することができる身分証明書は異なります。そのため事前に利用したい出会い系サイトやアプリを調べて、どの書類が身分証明書として認められているのかを確認しておかなければいけません。
なお基本的に運転免許証はどのサイトやアプリでも利用できるので、運転免許証を準備しておくと確実です。
出会い系サイト・アプリで利用できる身分証明書一覧
では実際に出会い系サイトやアプリでは何を身分証明書として利用できるのでしょうか。
今回は大手出会い系サイト・アプリであるハッピーメール、ワクワクメール、Pairs、tappleの4つについて紹介します。
それぞれで利用できる身分証明書は次の表のようになります。
出会い系サイト・アプリ名 | 利用できる身分証明書 |
---|---|
ハッピーメール | 運転免許証、健康保険証、共済組合員証、年金手帳、旅券、外国人登録証明書等の書面、社員証、学生証 |
ワクワクメール | 運転免許証、健康保健証、学生証、社員証、年金手帳、診察券、定期券、住民票、住民基本台帳カード、パスポート、卒業証書、資格・検定証、会員カード、その他、年齢又は生年月日が確認できる書面 |
Pairs | 運転免許証、パスポート、健康保険証、マイナンバーカード |
tapple | 運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、住民基本台帳カード、在留カード、特別永住者証明書、障碍者手帳、その他、公の機関が発行した資格証明書 |
この表からもわかるように、どのサイトであっても運転免許証ならば確実に身分証明書として利用することができます。
そのため身分証明書が必要な場合は運転免許証を準備するのがおすすめです。
身分証明書で必要な情報は基本的に3つ
出会い系サイトやアプリで身分証の提出を求めた際には、運営側は次の3つの情報を確認していることが多いです。
- 生年月日
- 身分証明書の名称
- 身分証明書の発行元
サイトやアプリによってはこの3点がわかるのならば他の部分は隠していてもいい場合もあります。
そのため顔写真や住所などの情報は知られたくないという人は、これらの情報を隠してもいい出会い系を利用するのがおすすめです。
サイトやアプリによっては隠すことを禁止していることも
前述の通り出会い系サイトやアプリに提出する身分証明書では、生年月日や身分証明書の名称・発行元が重要です。
ですが本人確認を厳しく行うために、それ以外の部分も隠すことを禁止しているサイトやアプリもあります。
そのようなサイトやアプリに一部を隠した身分証明書を提出してしまうと、再提出になってしまうので注意しましょう。
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